ミラーレースとは?

f:id:lerving:20140307004714j:plain

近ごろ、量販店の店頭やテレビCMで、レンズが交換できるのに本体が小型のデジカメを見かけるようになりました。これらは「ミラーレス一眼」と呼ばれるデジカメです。撮影方法は、コンパクト型とほぼ同じで、液晶に映し出された被写体を見ながら撮影します。

一眼レフカメラのサイズは大きいで、使う時によく大きな一眼レフカメラケースを持つ必要です。しかし、ミラーレス一眼の特徴は、従来のデジタル一眼が搭載していた光学ファインダーを省くことで小型化を実現したこと。光学ファインダーにレンズからの映像を導くために必要な内部のミラーなどもありません。

コンパクトなサイズなので、外へ撮影に行く場合に持ち運びにも便利です。例えば、海、プールなどを行くとき、ミラーレース防水ケースを持ちさえすれば十分です。

パナソニックオリンパスイメージングが先行して製品を発売し、最近はソニーも参入するなど、製品の選択肢は増えています。ソニーの「NEX-3」は、本体の重さが250グラムを下回っており、これはコンパクト型に迫る軽さです。

一般に、デジタル一眼は被写体などによって様々なレンズを使い分けられる点が魅力ですが、ミラーレス一眼は登場して間もないためか、まだまだレンズの種類は少ないようです。

また、レンズの取り付け部分(マウントと呼びます)の形状が違うので、デジタル一眼のレンズをそのまま装着できないことがほとんどです。例えばソニーのNEXシリーズで、既存のソニーのデジタル一眼「α(アルファ)」シリーズのレンズを使うには、別売のアダプターが必要です。